契約施設オンボーディング
詳細手順(運営・情報システム・導入担当の方向け)

まず1冊で足りる場合: ど素人向けガイド(統合版) を配布・社内共有に使えます。本ページはチェックリストと依頼文を厚めにした詳細版です。

プログラムを書かない前提で読めます。医療診断ではありません。法務・個人情報は貴社・貴施設の規程に従ってください。

この手順のゴール
契約デイサービスごとに、本番URL・テナントID・表示文言・QRがそろい、職員・家族が同じ施設のデータを参照できる状態にすることです(データは Supabase の RLS で施設単位に分離されます)。

用語ミニ辞典

テナントID施設を識別する英数字(例: tokyo-daycare-east)。URL の ?tenant= と、Supabase の tenants.slug一致させます。
RLSデータベース側の「行レベルのアクセス制御」。ログインユーザの施設以外の行は読めないようにする仕組みです(マイグレーションで有効化済み)。
tenants.v1.json画面上の施設名・注意書き・AI免責などを、テナントID単位で上書きする静的ファイルです(/config/tenants.v1.json)。

全体の流れ

  1. 利用規約・個人情報の説明体制(社内・施設内)。
  2. テナントIDを1つ決め、Supabase に tenants 行を作成する(SQL または Table Editor)。
  3. リポジトリの public/config/tenants.v1.json に同じIDのブロックを追加し、デプロイする。
  4. Vercel に VITE_SUPABASE_*(必須)・GEMINI_API_KEY(任意)と、Gemini を使う場合は GEMINI_PAID_PLAN_CONFIRMED(必須:true / 1)を設定し再デプロイ(Gemini 有料プランで運用:2026-05-06 移行済)。
  5. QR発行ツールで配布用QRを作る。
  6. 現場へ 施設向け運用ガイド を渡す。

フェーズ0:契約前チェックリスト

施設の正式名称契約書・表示名の整理。
問い合わせ窓口職員・家族が困ったときの連絡先(社内)。
記録・写真の保存方針取得同意・保管期間・閲覧権限(施設規程)。
AI(Gemini)利用の可否利用する場合は職員確認プロセスを文書化。GEMINI_API_KEY はサーバーのみ。

フェーズ1:テナントIDとDB

1-1 テナントID(英小文字・数字・ハイフン推奨)を1つ決め、メモする。
1-2 Supabase の tenantsslugname を登録する(デモ施設以外の本番行)。SQL の例:
INSERT INTO public.tenants (slug, name)
VALUES ('あなたのテナントID', '表示名デイサービス')
ON CONFLICT (slug) DO NOTHING;
1-3 ユーザ登録時、Auth のユーザメタデータに tenant_slug を渡す運用を決める(トリガーが profiles を作成します)。詳細は SETUP_PRODUCTION.html
重要: URL の ?tenant= は、未ログイン時の表示・ローカルデモの切り替えにも使います。職員に「ブックマークはこのURLのまま」と伝えてください。

フェーズ2:表示文言(tenants.v1.json)

リポジトリの public/config/tenants.v1.json に、テナントIDをキーとするオブジェクトを追加します。デプロイ後は https://(本番)/config/tenants.v1.json で取得されます。

"あなたのテナントID": {
  "brand_name": "画面に出す施設名",
  "public_notice_ja": "ホームに出す注意書き(任意)",
  "ai_disclaimer_ja": "職員記録のGemini欄に出す免責(任意)"
}

既存の example-tenant をコピーして編集すると安全です。

フェーズ3:デプロイと環境変数

SETUP_PRODUCTION.html のとおり、Vercel に VITE_SUPABASE_URLVITE_SUPABASE_ANON_KEY を入れ、変更後は再デプロイしてください。Gemini を使う場合のみ GEMINI_API_KEYGEMINI_PAID_PLAN_CONFIRMED を追加します。

コンプライアンス証跡(社内向け): 本リポジトリの docs/compliance/ に、Billing・ログ・監査ログのスクリーンショットと報告書を集約します(施設へ配布する紙資料とは別枠)。

フェーズ4:URLとQR

本番の先頭URLが分かったら、テナント別QR発行index.html?tenant=… のQRを作り、ポスター・説明会資料に載せます。

配布物の例: ①完成URL ②QR ③施設向け運用ガイド ④問い合わせ先

FAQ

別施設のデータが見えるテナントID・ログインアカウント・profiles.tenant_id の取り違えを疑う。RLS は「ログイン中のユーザの施設」に限定。
tenants.v1 が反映されないデプロイ直後か、CDN のキャッシュ。ハード再読み込み、またはファイルパス /config/tenants.v1.json を直接確認。
法的な利用規約利用上の注意(ひな形)をベースに、法務と調整してください。

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